昨年体操女子世界選手権代表・松村朱里が引退を発表 将来はパティシエの道へ

[ 2020年12月12日 12:07 ]

<第74回全日本体操個人総合・種目別選手権 3日目>花束を手に笑顔を見せる松村朱里(撮影・会津 智海)
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 体操女子で昨年の世界選手権代表の松村朱里(20=ジム・ネット)が12日、群馬・高崎アリーナで行われている全日本選手権を最後に引退することを発表した。

 今年5月に段違い平行棒の練習中、両肘を脱臼し靱帯(じんたい)断裂。その後ジュニアのナショナル合宿に参加し「ジュニアの選手も育ってきているし、頑張ってほしいという気持ちが強くなった」と引退を決意。現役最後の大会となった全日本選手権では、平均台でミスがあり予選落ちとなったが「緊張というよりかは楽しもうという気持ちでできた」と笑った。

 今後は製菓関係の専門学校に進み、将来的にパティシエを目指す。「元々お菓子作りが趣味。方向転換して、頑張りたい」と笑顔を見せた。

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2020年12月12日のニュース