フェニックスが聖地に帰還! 13日の甲子園ボウルに向け、日大が公開練習

[ 2020年12月12日 13:52 ]

<甲子園ボウル 日大練習>関学大との試合に向け練習をする日大の選手たち(撮影・坂田 高浩)
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 学生アメリカンフットボールの日本一を決める「三菱電機杯第75回毎日甲子園ボウル」関学大(関西代表)―日大(関東代表)戦は13日、阪神甲子園球場でキックオフ。決戦前日の12日、日大が練習を公開した。

 あの「危険タックル騒動」から2年7カ月。一度は地に落ちたフェニックスが日本最高峰を争う舞台まで舞い戻ってきた。「(3年前も出場した)QB林大などは“懐かしいな”と言ってました」と明かした橋詰功監督は、立命大コーチ時代に何度も聖地の戦いを経験。それでも、「青と赤の名勝負」の一員としてかかわる甲子園ボウルは、思いが違う。

 「戻ってきたというより、新しいチームでやってきた感じが強い。日大はここにいるのが目標ではなく、どんな勝ち方をするかの方が重要。相手よりも1点でも多く取って勝ちたい」

 冬芝の養生が間に合わず、フィールドの40%が黒土のイレギュラーな舞台で争う大一番。「その部分はやってみないと分からない全くの未知数」と指揮官は警戒心を強める。通算30度目となる黄金カード。「特別な一年」を締めくくる熱戦が期待される。

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