立浪部屋、新たに7人コロナ感染 角界クラスターは3部屋目

[ 2020年12月12日 05:30 ]

立浪部屋所属の幕内・天空海
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 日本相撲協会は11日、立浪部屋所属の幕内・天空海(あくあ)と幕下以下の力士6人の計7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同部屋の幕下以下の3人が10日に陽性であることが判明し、濃厚接触者17人がPCR検査を受けたところ、新たに7人の感染が明らかになった。4月には高田川部屋が、9月には玉ノ井部屋が集団感染しており、角界のクラスター発生は3部屋目となった。

 計10人の感染者のうち1人は入院し、2人は指定ホテルで隔離中。新たに判明した7人はほとんどが無症状で、指定ホテルでの隔離となる。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、陰性の力士は当面は部屋の中で隔離し、幕内の明生、豊昇龍は自宅待機。力士の初場所(来年1月10日初日、両国国技館)出場について「今の症状で順調にいけば問題ないと思う」と話した。

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2020年12月12日のニュース