寺本明日香は13位に涙「現実を見た」2月に左アキレス腱断裂

[ 2020年12月12日 15:45 ]

体操・全日本選手権第3日 ( 2020年12月12日    群馬・高崎アリーナ )

<第74回全日本体操個人総合・種目別選手権 3日目>女子決勝、平均台でミスを犯し、がっくり引き揚げる寺本明日香(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 女子決勝が行われ、2月に左アキレス腱を断裂した寺本明日香(ミキハウス)は個人総合で52・332点をマークし、11日の予選(52・032点)との合計104・364点で13位だった。

 1種目目の平均台で落下するなど苦しいスタート。「予選で悔しい結果になってしまって、ショックを受けたまま決勝に進んだので、プレッシャーはないはずなのに緊張してしまった。自分が思っているより、あまりできていない。現実を見たな、という感じです」と涙をぬぐった。

 来春の東京五輪代表選考会まで、カウントダウンが進む。「休む暇もなく(選考会が)来てしまう。今すぐ帰って練習したいくらい悔しい。アキレス腱を切っていっぱい休んだから、私は休む暇がない」と懸命に前を向いていた。

続きを表示

2020年12月12日のニュース