笹生優花 2差5位発進 一時首位の場面も「初日としてはいいふうに終われた」

[ 2020年12月12日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第1日 ( 2020年12月10日    テキサス州 チャンピオンズGC(サイプレスクリークC=6731ヤード、ジャックラビットC=6558ヤード、いずれもパー71) )

2アンダーで5位の笹生優花(AP)
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 圧巻のショットだった。3つ伸ばして迎えた前半最後の9番。フェアウエーから放った笹生優花(19=ICTSI)の第3打がピンそば50センチにぴたりと止まった。しっかり決めて4アンダーとし、この時点に首位に立った。

 一気に突っ走るかと思われたが後半は一転スコアメークに苦しんだ。ピンチは11番パー4。右ラフからの2打目がグリーンに着弾したものの、左の池にまでこぼれた。それでも4打目をピンまで1メートルに寄せてボギーにとどめた。グリーンを外した18番でも落としたが、69で回り首位とは2差。「ショットが良かったし、パターが入ってくれた。初日としてはいいふうに終われたので良かった」と納得の表情だ。

 アマチュアだった昨年は第2日に崩れて予選落ち。プロとなり、日本ツアーで2勝を挙げるなど大きく成長して大舞台に戻ってきた。「まだ初日。できるだけいつもと同じようにしたい。特別に何かを思ったからっていいスコアが出るわけではない」と平常心を強調していた。

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