“かわいすぎるソフトボールプレーヤー”元日本代表の長崎望未が今季限りで現役引退

[ 2020年12月9日 21:36 ]

トヨタ自動車の長崎望未
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 女子ソフトボール元日本代表で“かわいすぎるソフトボールプレーヤー”として人気の長崎望未外野手(28=トヨタ自動車)が今季限りで現役を引退することを発表した。

 長崎は所属事務所の吉本興業を通じて「約20年間の競技人生はとても濃い時間であり、トヨタに入団させて頂いてからの10年間、暖かく応援して下さったファンの皆様のサポートのおかげでソフトボールを全力で全うすることができました。時には怪我に苦しみ心が折れそうになる事もありましたが周りの方々の声援が力になり最後まで走り切ることができました」とコメント。今後についてはソフトボールの普及、若い選手の育成に努めるとし「スポーツの素晴らしさを一人でも多くの方々に発信していけるよう努めて参ります。ソフトボールの技術やメンタルトレーニングを含めたオンラインサロンを立ち上げる挑戦もしていきます」としている。また、吉本興業所属のアスリートとしてテレビなど各メディアにて芸能活動も行う予定という。今季は11月8日に終了、トヨタ自動車は3位だった。

 長崎は左投げ左打ちの外野手で、京都西山高時代にインターハイ優勝。11年にトヨタ自動車入りし、初出場となったソフトボール日本リーグで本塁打王、打点王、ベストナイン、新人賞の4冠に輝きチームの優勝に貢献。今年9月26日には通算200本安打も達成、これまでベストナインも6回輝いている。11年12月に開催された世界女子ソフトボールジュニア選手権ではチームを準優勝に導き、14年に日本代表入り。代表の宇津木麗華監督(57)は「長打力を兼ね備えた天才」と評していた。

 ▽長崎選手のコメント全文 約20年間の競技人生はとても濃い時間であり、トヨタに入団させて頂いてからの10年間、暖かく応援して下さったファンの皆様のサポートのおかげでソフトボールを全力で全うすることができました。時には怪我に苦しみ心が折れそうになる事もありましたが周りの方々の声援が力になり最後まで走り切ることができました。今振り返ってみても素晴らしい日々だったなと感じていますし、本当に幸せな時間を過ごしてこられたのだと実感しています。最後まで温かいご声援を頂き本当にありがとうございました。今後につきましては、ソフトボールの普及や、スポーツの素晴らしさを一人でも多くの方々に発信していけるよう努めて参ります。ソフトボールの技術やメンタルトレーニングを含めたオンラインサロンを立ち上げる挑戦もしていきます。また、メディア活動に関しましては、何事にも全力で取り組んで精進して参ります。その中でもリポーターやキャスターにも挑戦していきたいと思っています。私自身、新しい活動になり不安もありますが、これからも変わらず暖かい応援、ご声援をよろしくお願い致します。

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