コロナ集団感染の同志社大の辞退を受け帝京大が不戦勝 関学大の繰り上げなし

[ 2020年12月9日 18:59 ]

11月29日の優勝決定戦で天理大に敗れ肩を落とす同大フィフティーン
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 日本ラグビー協会は9日、同大が部員に新型コロナウイルス陽性者が出て全国大学選手権を辞退したことで、13日の3回戦で対戦予定だった帝京大が準々決勝に進むと発表した。

 日本協会の規定では、初戦開始前にコロナ関連で出場が不可能となったチームが出た場合、「各所属地域リーグの下位チームの繰り上げ出場を検討する」としている。繰り上げ出場ができない場合は「出場不可能となったチームを不戦敗扱いとし、対戦チームに次戦出場権を与える」としていた。

 3位までが出場する関西リーグは、2位の同大が辞退したことで、4位の関学大が繰り上がりで出場するとみられた。しかし、この日は試合4日前。日本協会は、「(辞退)申し出の受理から試合日までの準備期間を考慮した結果、関西大学Aリーグからの繰り上げ出場はございません」という理由を示した。

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2020年12月9日のニュース