寺本明日香 左アキレス腱断裂から10カ月「攻めたい」 10日に体操全日本選手権

[ 2020年12月9日 18:09 ]

<第74回全日本体操個人総合・種目別選手権 練習日>調整する寺本(撮影・会津 智海)
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 体操の個人総合と種目別の日本一を決める全日本選手権はきょう10日、群馬・高崎アリーナで開幕する。9日には会場で前日練習とオンライン会見が行われ、2月の左アキレス腱断裂から復活した寺本明日香(25=ミキハウス)が、今大会2連覇を狙う。けがからちょうど10カ月を迎え、「完璧とは言わないが、(けがをする)前の構成に戻しつつある。この10カ月で自分がどこまでガチでできるのかが課題。攻めていきたい」と意気込みを語った。

 得意の跳馬では、技の難易度を示すDスコアが5・8の大技・「チュソビチナ(前転跳び前方伸身宙返り1回半ひねり)」を実施予定。「自分がどこまでできるのかを示したい。逃げ腰ではなく攻めて、皆さんに元気を与えられるような演技をしたい」と話した。

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