鶴竜、横審からの“注意”で背水の陣も「気にせず集中することが大事」

[ 2020年12月9日 05:30 ]

四股を踏む鶴竜
Photo By 代表撮影

 3場所連続休場中の横綱・鶴竜(35=陸奥部屋)が8日、都内の部屋での稽古後に取材に応じ、11月場所後の横綱審議委員会で「注意」を決議されたことに「自分のやることに集中するだけ」と初めて心境を語った。

 この日は相撲は取らず。四股は最近になってから始め「しばらくできなかったから下半身を戻さないといけない。今は運動してもあまり(痛みは)ないかなと思う」と説明した。体重が増え過ぎると腰に負担がかかるため「155キロをキープできるようにしている」という。

 鶴竜は11月場所の休場を決断した際に「次に出た時はちゃんとした結果を残さないといけない」と初場所(来年1月10日初日、両国国技館)以降に進退を懸ける覚悟を示していた。この日は「そういうことを気にしないように、目の前の相撲に集中することが大事」とまずは稽古に精進することを強調した。相撲を取る稽古は年内に再開したい意向で、18日からの合同稽古については「まだ決めていない」と話すにとどめた。

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