テニス全日本選手権、1回戦と2回戦はセルフジャッジ導入 トップレベルの大会では異例も大きな混乱なし

[ 2020年10月29日 05:30 ]

女子シングルス1回戦を突破した日比野。ボールボーイがいないため後方にはボールが…(共同)
Photo By 共同

 テニスの全日本選手権が28日、有明テニスの森公園で開幕し、男女1回戦の32試合を行った。コート上の密を避けるため1、2回戦は審判を配置しないセルフジャッジを導入。

 トップレベルの大会では異例だが、際どい判定に不満を示す選手もいたものの、大きな混乱はなかった。賞金総額は8月に1120万円と発表されたが、新たな協賛企業の獲得などで1824万円に増額。女子第1シードの日比野奈緒(25=ブラス)は小関みちか(28=橋本総業)に6―2、6―3で勝利し「セルフジャッジの試合がいつ以来かパッとは思い浮かばない」と苦笑いした。

続きを表示

2020年10月29日のニュース