男子1500メートル 館沢亨次、3度目Vに成長実感「自分でレースを作って勝てた」

[ 2020年10月2日 19:01 ]

陸上 日本選手権第2日 ( 2020年10月2日    新潟市・デンカビッグスワンスタジアム )

男子1500メートルで優勝した館沢亨次
Photo By 共同

 男子1500メートル決勝は大卒ルーキーの館沢亨次(23=横浜DeNA)が3分41秒32で2年ぶり3度目の優勝を飾った。「ラストスパートという武器を使って勝ち切れた。タイムは今一つだが、勝負のレースで勝てて良かった」と相好を崩した。

 レース前には緊張しすぎてビクビクしていたというが、号砲と同時に先頭でレースを展開。終始トップを守りきって完勝した。過去2度の優勝を「勢い任せ」と評価。今回は「自分でレースを作ってしっかり勝てたのが本当にうれしい」と成長を実感している。

 現在は12年ロンドン五輪男子800メートル代表の横田真人氏に師事し、中距離の実力に磨きを掛けている。「手を抜かずに選手と向き合ってくれているので成長できている」と感謝の言葉を口にした。

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