【荒磯親方 真眼】体も相撲内容も力強い阿武咲 今年3人目平幕Vのチャンス

[ 2020年9月21日 21:01 ]

大相撲秋場所9日目 ( 2020年9月21日    両国国技館 )

<大相撲秋場所9日目>琴勝峰を押し出しで破る阿武咲(右)(撮影・西海健太郎)
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 押し相撲の阿武咲ですが、右を差されたところで左上手を取りました。右差しを嫌がって回り込もうとすると、呼び込んで劣勢になることがあります。いったんまわしを取り、勝機を見て、まわしを外して押しにいったのはいい判断でした。2敗勢の中では最も翌日につながる相撲でした。

 先場所は減量したようですが、それがマイナスになり、押しが空回りして軽いと感じました。今場所は真逆で体が張っています。初日のリモート取材に来た時に“体が違うな、いけるな”と声を掛けましたが、ここまではしっかりと相手に力が伝わっています。スピードが落ちずに力強さが増し、相撲内容も違ってきました。

 膝のケガなどで低迷が長くなりましたが、三役に上がっていったときの勢いが戻ってきた感じです。しっかり稽古をしていて、柔らかさもあります。今年は徳勝龍、照ノ富士が平幕で優勝しています。2敗が6人の混戦ですが、阿武咲にも一発のチャンスがあるのではないかとみています。(元横綱・稀勢の里)

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