安久詩乃 2位発進で決勝トーナメント進出 アーチェリー全日本学生個人選手権

[ 2020年9月17日 05:30 ]

2位発進の同大・安久詩乃(中央)
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 アーチェリーの全日本学生個人選手権の予選ラウンド(72射)が16日、大阪府内であり、東京五輪の最終選考会に残る安久(あぐ)詩乃(22=同大)が感染病拡大後、初の全国大会で652点を出し、貫禄の2位で17日の決勝トーナメントに進んだ。「試合は、練習で頑張ったことが正解かどうか判断できる場所。楽しかった」と笑顔を見せた。

 3月の2次選考会を3位で突破し、進路の迷いが消えた。以前は「大学で競技をやめるかもしれない」と一般企業への就職活動も検討していたものの、24年パリ五輪まで支援してくれる企業を探した。「五輪に出たいという気持ちから、出て結果を出すことを想像するようになった」。目標達成の第一歩として、初の学生女王のタイトルを手にしたい。

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2020年9月17日のニュース