【服部道子の目】強風に苦戦した奈紗 内容は優勝争いできるレベル

[ 2020年8月24日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン最終日 ( 2020年8月23日    英国トルーン ロイヤルトルーンGC=6649ヤード、パー71 )

12番でショットを放つ畑岡(R&A提供)
Photo By ゲッティ=共同

 最終日の巻き返しが期待された畑岡選手は、72と伸び悩みました。今大会が始まる前はとても調子が良く見えていて、トップ10には入るだろうと予想していたので、意外な結果でした。リンクス特有の強風に最後まで苦しめられた印象です。彼女はパワーがあって高い球を持ち味にしています。でもリンクスでは、風に強いスピンを抑えた低い球筋を求められます。畑岡選手も低い球を打っていましたが、それでも、持ち球が元々低い選手と同程度。今週上位につけていた選手はもっと低いほどでした。

 スリークオーター気味に抑えて打つパンチショットも、風向きによってコントロールできている時と、そうではない時のバラつきがありました。アドレスした時に背中側から吹いてくる風を苦手にしている印象でした。ただ苦手な風向きというのはどの選手も持っています。スイング自体は決して悪くはありません。3日目の17、18番で見せた連続バーディーは、いつもの畑岡さんらしい切れのあるショットでした。

 今大会の順位は気にすることはありません。ゴルフの内容は米ツアーで十分に優勝争いできるレベルにあります。今週は残念な結果でしたが、彼女は吸収力が素晴らしいので、また大きな引き出しが増えたと前向きに受け止めてくれるはずです。 (東京五輪日本代表女子コーチ、WOWOW解説者)

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