Bリーグ新シーズンから有料バーチャルアリーナ開設へ 島田チェアマン明かす

[ 2020年7月21日 16:41 ]

Bリーグ新人研修で新人にメッセージを送る島田チェアマン
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 Bリーグが21日、20~21年シーズンの新人研修をスタートした。2日間の日程でオンラインで実施され、約90人が出席。最初の講義でリーグのビジネス構造を説明した島田慎二チェアマン(49)が、10月開幕予定の新シーズンからオンライン上に有料のバーチャルアリーナを開設する方針を示した。コロナ禍で試合会場の入場制限が予想される中、トップパートナー契約を結ぶソフトバンクの協力を得て、ファンに新たな観戦法を提供。入場料に加えて、ギフティング(投げ銭)も導入予定で、クラブの新たな収入源としても期待される。

 島田チェアマンは来季限定でユニホームの右太腿付近にスポンサー企業の広告掲出を許可することも明言。B1、2全試合を配信するバスケットLIVEの視聴者を5倍にする目標も掲げた。リーグの人気拡大に向け、新人にはSNSなどを駆使した自己プロデュースの重要性も強調。サッカー元日本代表の本田圭佑(34=ボタフォゴ)の名前を挙げ「SNSを無理してやる必要はないが、世界情勢や社会の動きに目を配る観点を持ってほしい。どうしたらお金を払ってチケットを買ってくれるのか。リーグ、クラブの努力が必要だが、選手の視点からも追求してほしい」と訴えた。

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2020年7月21日のニュース