鶴竜が休場 負傷の右肘が初日に悪化…2週間の加療

[ 2020年7月21日 05:30 ]

大相撲7月場所2日目 ( 2020年7月20日    両国国技館 )

大相撲7月場所初日、遠藤の足を払いにいって空振りし腰砕けで敗れた鶴竜(右)(撮影・西海健太郎)
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 横綱・鶴竜が早くも休場した。日本相撲協会に提出した診断書は「右肘じん帯損傷、肘部管症候群で約2週間の加療を要する見込み」との内容。師匠の陸奥親方(元大関・霧島)によると13日の稽古で負傷し、初日の遠藤戦で金星を与えた際に悪化させた。初日の黒星は日本相撲協会が決まり手発表を始めた1955年夏場所以降、横綱として初の腰砕けだった。

 鶴竜の休場は今年の初場所以来で16度目。昨年の名古屋場所で6度目の優勝を飾った後の5場所は皆勤が1度だけと苦しい土俵が続く。陸奥親方は「右手から落ちて肘を痛めた。(相手に)当たるのが怖くなるから、しっかり治した方がいい。四股は踏めるので休んでいる場合でもない」と奮起を求めた。

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2020年7月21日のニュース