渋野は12位のまま 渡辺彩香は急浮上 女子ゴルフの世界ランク新算出方式で再開

[ 2020年7月21日 06:11 ]

渋野日向子
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3月16日付けで凍結されていた女子ゴルフの世界ランクが従来の算出方式を見直した形で再開された。7月20日付の最新ランクでは、3月16日付で12位だった渋野日向子(21=サントリー)はポイントは減少したものの、順位は変わらなかった。

 ポイントは過去2年間の成績に応じた平均値で算出。出場しない週もそれぞれの大会で獲得したポイントが減少していたが、今後は出場した試合のみが変動の対象となる。米ツアーは7月末からの再開を予定しているが、すでに韓国、日本などではツアーが再開。出場した選手とそうでない選手を平等に扱うため方式を変更した。

 3月16日付から5月11日付までは各ツアーは行われていないため、5月11日付に遡って、そこからランキングを再編成。7月20日付では、3月16日付で首位だった高真栄(韓国)は変化なし。2、3位は朴城炫(韓国)とN・コルダ(米国)が入れ替わった。4位だった畑岡奈紗は5位に下がり、鈴木愛は14位から15位に下げた。6月末のアース・モンダミン・カップで5年ぶりの優勝を果たした渡辺彩香は452位から211位に浮上した。

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2020年7月21日のニュース