アシックス 同社初のスマートシューズ発表 足の動きをデータ化

[ 2020年7月21日 12:49 ]

アシックスの新作スマートシューズを手にするプロランナー川内優輝                               
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 スポーツ用品大手のアシックスは21日、オンラインで記者会見を行い、スタートアップ企業と共同開発した同社初のスマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライド・オルフェ)」を発表した。

 同社によると、ランニングの距離やラップタイムだけではなくストライドや着地時間、接地角度など足の動きも計測できるという。データを元にリアルタイムで音声コーチングや練習メニューの提供を受けることもできる。

 開発に携わった同社スポーツ工学研究所の猪俣貴志さんは「計測だけでは終わらせない。ランナーのかゆい届くところに手が届くところまでこだわった」と話した。将来的には同社アドバイザリースタッフを務める川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)による音声コーチングも検討するという。

 価格はセンサー付きが3万6300円(税込み)。クラウドファンディングを活用する場合は3万4650円(税込み)となる。

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2020年7月21日のニュース