横井ゆは菜、SP、フリー曲とも変更「皆さんに楽しんでもらえる」　全日本シニア合宿

＜フィギュアスケート・全日本シニア強化合宿＞練習する横井ゆは菜（代表撮影）
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　フィギュアスケートの全日本シニア強化合宿が21日、大阪府内で報道陣に公開された。オンライン取材に応じた女子で昨季NHK杯4位の横井ゆは菜（中京大）はショートプログラム（SP）、フリーともプログラム曲の変更を明かした。

　SP曲は人気映画「君の名は。」で使用されたRADWIMPS「なんでもないや」の英語バージョンで、振付は鈴木明子氏。フリー曲は「トムとジェリー」のオーケストラで、振付は佐藤操氏が担当したという。SPはタンゴ、カルメンと迷った上で「きれいな曲調の方が昨季とのギャップにつながる」と結論を出した。フリーでは2季使用した「オペラ座の怪人」から変更。「コミカルな曲をやってみたら、と母に言われた。楽曲も面白い曲調。皆さんに楽しんでもらえると思った」と語った。

　緊急事態宣言下で「基本が崩れてしまった。それが今の不調につながっている」と明かした。それでも北京五輪のプレシーズンに向けて「本当に年齢的に目指せる五輪は北京になってきてしまう。1つの目標にして、できることを全て全力で取り組みたい」と自らを奮い立たせた。

　今回の公開練習は新型コロナウイルス感染防止のため、取材活動を制限。現地取材者は各社1名、スチールカメラは代表撮影で行われている。