佐藤駿「いつ試合があってもいいよう万全に」全日本シニア合宿

[ 2020年7月21日 16:39 ]

<フィギュアスケート・全日本シニア強化合宿>練習する佐藤駿(代表撮影)
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 フィギュアスケートの全日本シニア強化合宿が21日、大阪府内で報道陣に公開された。

 19年ジュニアGPファイナルを制した佐藤駿(埼玉栄高)は、同学年の鍵山優真(星槎国際高横浜)とともに今季、シニアに転向。初のシニア合宿に「緊張している」と初々しさをのぞかせ、「一緒に滑れるので、いろいろなものを吸収したい。優しくしていただいて、楽しくできている」と話した。

 新型コロナウイルスの影響で氷上トレーニングができない期間に、あらためて気づいたことがある。「いつもは滑れていて当たり前。滑れなくなってモヤモヤしたりして。滑りたい気持ちが強かった。スケートが大事だなと思いました」と振り返った。

 新SP「パイレーツ・オブ・カリビアン」、新フリー「バトル・オブ・ザ・キングス」はともにブノワ・リショー氏が振り付けを担当。「いつ試合があってもいいように万全な状態にしたい。シニアの選手と戦える技術、表現に挑戦できるように頑張りたい」。4回転ジャンプはルッツ、サルコー、トーループに加えて年内にフリップの習得にも意欲を見せた。

 今回の公開練習は新型コロナウイルス感染防止のため、取材活動を制限。現地取材者は各社1人、スチールカメラは代表撮影で行われている。

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