鍵山優真「恐れず、どんどん挑戦」全日本シニア合宿

＜フィギュアスケート・全日本シニア強化合宿＞練習する鍵山優真（代表撮影）
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　フィギュアスケートの全日本シニア強化合宿が21日、大阪府内で報道陣に公開された。

　鍵山優真（星槎国際高横浜）は、ジュニアだった昨季はユース五輪で金メダルを獲得し、国際大会のシニアデビュー戦だった四大陸選手権で3位に。今季はシニアに転向し、「何事も恐れず、どんどん挑戦したい」と意気込みを口にした。

　新型コロナウイルスによる自粛期間中は体幹トレーニングや縄跳びで体作りに励む一方、昨季の自身の演技動画を見て「これを超えてやるという思いでずっと過ごしていた」と振り返る。今季は「テイクファイブ」のSPで4回転サルコーと4回転トーループ、「もののけ姫」のフリーでは4回転サルコー2本と4回転トーループを組み込む予定だ。

　22年北京に向けた五輪プレシーズンとなるが、コロナ禍により不透明な部分が多い。「この状況なので五輪が開催されるか分からない」とした上で、「五輪はどこかで必ずあるもの。技術を磨いて五輪を目指したい」と静かに闘志を高めていた。

　今回の公開練習は新型コロナウイルス感染防止のため、取材活動を制限。現地取材者は各社1人、スチールカメラは代表撮影で行われている。