昨季休養の三原舞依が全日本合宿で軽やかな滑り 3回転ジャンプも

[ 2020年7月21日 14:47 ]

<フィギュアスケート・全日本シニア強化合宿>練習する三原舞依(代表撮影)
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 フィギュアスケートの全日本強化合宿(大阪市泉佐野市・関空アイスアリーナ)が21日に報道陣に公開され、昨シーズンは体調が整わずに欠場が続いた17年四大陸女王の三原舞依(20=シスメックス)が軽やかな滑りを見せた。

 新田谷凜、男子の佐藤駿、鍵山優真、須本光希と同じ組で銀盤に立った。マスクを付けて滑り、最初はスケーティングの確認に重点。ショートプログラムの曲をかけた滑りでも、序盤に順番が回ってきたこともあってジャンプを跳ばず、足元を氷上に馴染ませることに時間を割いた。

 中盤から徐々に踏み切りを始め、3回転ループ、3回転サルコー、2回転アクセルを跳んだ。復帰の階段を上がっている段階のようで、成功、失敗にかかわらず、1本1本、丁寧に跳んでいるようだった。時折笑顔が見えた。

 5月には所属企業のインスタで、コロナ禍で自宅でのトレーニングやダンス、甲南大のオンライン授業を受けていることを報告。また、プレゼントされた手ぬぐいやタオルを使って、祖母の教えを受けながらマスクを製作したことも紹介していた。  

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2020年7月21日のニュース