橋本聖子氏「成功に向けた強い決意が示された」東京五輪21年開催無理なら中止論に

[ 2020年5月22日 11:15 ]

橋本聖子五輪相
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 橋本聖子五輪相が22日、閣議後会見を行った。

 新型コロナウイルスの影響で1年延期となった東京五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が英BBC放送の取材に、21年に開催されなかった場合、中止になる見通しを認めた。

 バッハ会長は、3月24日の電話会談で安倍晋三首相から来夏が「最後のオプション」と伝えられたとしているが、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は21日に「(電話会談に)同席していたが、“最後のオプション”という言葉を使った記憶はない」と説明していた。

 橋本五輪相は“最後のオプション”というワードについて「(電話会談では)出ていない」と武藤事務総長に同調し、バッハ会長の発言については「東京大会の成功に向けたバッハ会長の強い決意が示されたのではないかと理解している」と話した。

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