アスリートの地位向上へ 深堀がレジェンドたちの成功の秘訣紹介

[ 2020年5月22日 05:30 ]

「CROSSOVER」の収録で、潮田玲子さんとリモート対談する深堀圭一郎
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 新型コロナウイルスの影響でスポーツ界が苦境に追い込まれる中、男子プロの深堀圭一郎(51=ラテールエンタープライズ)がスポーツ界を盛り上げようと精力的な活動を続けている。ホストを務めるテレビ番組のゲストに他競技のレジェンドを迎え、その成功の秘訣(ひけつ)を聞き出し紹介。視聴者の気持ちを鼓舞すると同時に、番組を通してアスリートのさらなる地位向上につなげたい考えだ。

 深堀が出演しているのは、4月からBSフジでスタートした「CROSSOVER(クロスオーバー)~こころを動かすスポーツ~」(毎週土曜日午後9時~同54分)だ。

 同番組は夢に向かって努力するアスリートを追いかけ、人生を懸けた決断の背景やその過程などを紹介するアスリートドキュメンタリー番組。大きく二つのコーナーに分かれており、一つが毎回一人のアスリートやチームの動向を伝えるリアルドキュメント「運命のとき」。そしてもう一つが、深堀がホストを務める「Sports COMPETENCY(スポーツ・コンピテンシー)」だ。コンピテンシーとは行為能力や適格性とも訳され、成功を収めるタイプに共通する行動様式を指す。

 そのタイトルが付けられたのは、深堀がゲストの共通する行動様式を聞き出すことで、親世代や子供たちに、その世界で成功するきっかけをつかむための、気付きのヒントを得てほしいという狙いがある。深堀は「スポーツに限らず成功している人はみんな、その行動をひも解いていくと似ているところがある。物事をちゃんと分析して、やる時は集中してやる。でも一方で無謀に走らず、その裏づけになることをしっかり考えて行動している。そういうことを分かりやすく伝えていきたいですね」と話す。

 同番組の前身は昨年2月に無料BS放送のDlifeで始まったスポーツエンターテインメント「クロスオーバー」。だが、Dlifeが3月に閉局したため、好評だった番組をさらにバージョンアップする形でBSフジのゴールデンタイムに移行した。第1回は長野五輪スピードスケート女子500メートル銅メダリストの岡崎朋美氏をゲストに、以降は95年ノルディックスキー世界選手権団体金の荻原次晴氏、ラグビー元日本代表・大畑大介氏、バドミントンの元五輪代表・潮田玲子氏の出演が決まっている。チーフプロデューサーの根岸耕平氏は「深堀さんは会話がお上手ですし、話の引き出し方もうまい」とそのトーク力を評価。番組では半年に1回の割合でゲストのコンピテンシーを分析し共通点を特集する企画も検討中だという。

 20年東京五輪が延期になり、さまざまなスポーツイベントの先行きが見通せない状況が続くが、深堀は「スポーツの地位がもっと上がって、現役を退いた後もその競技をしっかり支えてきた人たちが評価される社会になってほしいなと思いますね。たいしたことはできませんが、この番組が少しでも何かに貢献できればいいですね」と意気込みを語っている。

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