東京五輪 競技日程は当初計画踏襲か 事務総長「大幅に変えることはないだろう」

[ 2020年3月30日 21:44 ]

<五輪組織委会見>会見に出席した森会長(左)と武藤事務総長(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日夜、東京都内で会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で来年への延期が決まっていた東京五輪の日程が、2021年7月23日~8月8日に決定したと発表した。同日、国際オリンピック委員会(IOC)の臨時理事会で承認された。

 組織委の武藤敏郎事務総長は、競技日程については大幅な変更がないとの見通しを示した。現段階で「セッション・スケジュール(競技日程)についての議論まではいっていない」と話したが、新日程でも当初日程と同じ金曜日に開幕する。「曜日が非常に大事な要素。(3度の)土日があるが、その期間に重要な決勝などが来るようにセッション・スケジュールが作られている。そこは守っているので、大幅に変えることはないだろうと想定している」と説明。一方で今後、IOCや各競技の国際団体(IF)と折衝する中で「IFから何か言ってくる可能性があるかどうか。ないと断言できる状況ではない」と話した。

 また当初予定で開会式2日前に福島で開幕戦が行われる予定だったソフトボールについては「スケジュールは立ち入った議論はしていないが、あまり大きく変更することはない。何もなければ今年のようになるのでは」と説明。新日程でも当初の予定を踏襲し、開会式前に競技を開始するとの見通しを語った。

続きを表示

2020年3月30日のニュース