マーベリクスのドンチッチが今季13回目のトリプルダブル 通算21回はチーム歴代1位タイ

[ 2020年2月27日 15:57 ]

スパーズ戦でトリプルダブルを達成したマーベリクスのドンチッチ(AP)
Photo By AP

 NBAは26日に各地で9試合を行い、球宴で先発したマーベリクスのルカ・ドンチッチ(20)が敵地サンアントニオで行われたスパーズ戦でターンオーバーを7回喫しながらも24得点、10リバウンド、14アシストをマーク。今季13回目のトリプルダブルを達成して109―103(前半59―49)での勝利に貢献した。

 スロベニア出身で昨季の新人王に輝いたドンチッチが個人記録3部門に2ケタの数字を書き込んだのは通算119試合で21回目。これはジェイソン・キッドが1994年から96年にかけて182試合でマークしていたマーベリクスのチーム歴代最多記録に並んだ。

 東地区全体7位のマーベリクスは連勝で36勝23敗。ラトビア出身のクリスタプス・ポルジンギス(24)も28得点と12リバウンドを稼いで勝利に貢献し、4連敗で5位から6位に順位を下げたジャズに0・5ゲーム差と迫った。

 西地区全体3位のクリッパーズは敵地フェニックスでサンズに102―92(前半54―49)で勝って39勝19敗。カワイ・レナード(28)が24得点と14リバウンドを挙げてチームを引っ張り、同2位ナゲッツとのゲーム差は「1」となった。

 ティンバーウルブスは敵地マイアミで東地区全体4位のヒートに129―126(前半57―60)で競り勝って17勝40敗。連敗を5で阻止してここ20試合では2勝目を挙げた。

 不振のヒートはここ5戦で4敗目となって36勝22敗。第4Q残り3分59秒で121―109と12点をリードしながら逆転負けを喫した。

 球宴に先発した76ersのセンター、ジョエル・エンビード(25)は敵地クリーブランドでのキャバリアーズ戦の第1Qに左肩を負傷。大黒柱を欠いた東地区全体5位の76ersは94―108(前半44―55)で敗れて36勝23敗となり、苦手のロードでは9勝21敗となった。

 <26日の結果>

*ウィザーズ(21勝36敗)110―106ネッツ(26勝31敗)
*ロケッツ(38勝20敗)140―112グリズリーズ(28勝30敗)
*ホーネッツ(20勝38敗)107―101ニックス(17勝41敗)
*キャバリアーズ(17勝41敗)108―94 76ers(36勝21敗)
ティンバーウルブス(17勝40敗)129―126*ヒート(36勝22敗)
マジック(26勝32敗)130―120*ホークス(17勝43敗)
マーベリクス(36勝23敗)109―103*スパーズ(24勝33敗)
クリッパーズ(39勝19敗)102―92*サンズ(24勝35敗)
セルティクス(41勝17敗)114―103*ジャズ(36勝22敗)

 *はホームチーム

続きを表示

この記事のフォト

2020年2月27日のニュース