桜戦士トンプソン氏 日本で貫いた武士道16年、現役のノーサイドまで密着 

[ 2020年2月15日 10:00 ]

桜のジャージを手に笑顔のトンプソン・ルーク氏(C)TBS
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 ラグビーの日本代表としてW杯4大会に出場し、先月の下部リーグ・トップチャレンジ最終節で現役引退したトンプソン・ルーク氏(38)が、15日放送のTBSドキュメンタリー番組「バース・デイ」(土曜後5・00)に出演する。

 昨年、日本中を熱狂させたラグビーW杯。日本を史上初のベスト8に導いた彼らは31人中、15人が外国出身。出身地は7カ国にのぼる多国籍軍だ。外国出身ながら、日本代表としてW杯史上最多14試合に出場し、日本のために、常に体を張り続けた男がいた。

 それは、W杯日本代表の中で最も長く日本でプレーしたトンプソンだ。大会最年長の38歳は16年間、日本で戦い続け「僕の心は日本にある。日本人の為にプレーしている。僕が日本の為にプレーするのは誇りに思う」と話す。リーチ・マイケル主将も「代表へのプライドがある。外国人のスタンダードをつくってくれたのはトンプソンだと思っている」といい、日本代表で8年間ともにプレーした大野均は「代表には、武士道」がテーマにあった。武士道の武士は自分が忠誠を誓った何かに対して正しい道を行く。トモは、ニュージーランド出身ですけど、誰よりも武士道を意識してやっていた」とその精神を称える。

 ニュージーランドでラグビーを始めたトンプソンは、2004年、22歳で来日し、プロ生活をスタートさせた。当初は、2年で母国に帰るつもりだったが、異国の地・日本でのプレーは16年間に及んだ。トンプソンはなぜ、これほど長きに渡り、日本の為に戦ったのか。そこには、愛する娘に襲い掛かった悲劇が大きく関わっていた。

 日本でプレーして16年。地元の人にも愛された「トモさん」のラストマッチには、大勢のファンが駆けつけた。トンプソンが家族と仲間とともに歩んだ現役最後のシーズン。その戦いのノーサイドの瞬間まで、カメラは追った。

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