びわ湖毎日マラソン 瀬古氏がNHKに異例の要望“中継車最短ルートを”

[ 2020年2月15日 05:30 ]

大阪市内でびわ湖毎日マラソンの会見を行った日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー
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 東京五輪代表選考会MGCファイナルチャレンジ男子最終戦のびわ湖毎日マラソン(スポニチ後援、3月8日)の招待選手が発表された。

 大阪市内で会見した日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、中継車が最短ルートを走るよう異例の要望をNHKに出した。「選手は報道車を目印に走ってしまう。それで遠回りすることがある。1秒でも2秒でも速くなると思う」。今年は午前9時15分号砲。例年の午後0時半から早くなったのは、暑さと風対策で「以前から要望していたこと」と明かした。

 2時間5分49秒の設定記録を突破することが、代表をつかむ最低条件。記録が出にくいコースで、1秒でも速くなるように、リーダー自ら援護射撃。瀬古リーダーは、MGC4位・大塚、同7位・鈴木の若手2人を、「次(の五輪)も考えて期待したい」と有望株に指名した。

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