佳純、19年最終戦黒星もホッ 激闘年間122戦「充実していたし、凄く成長できた」

[ 2019年12月31日 05:30 ]

卓球 Tリーグ ( 2019年12月30日 )

 20年東京五輪の代表を確実にしている女子の石川佳純(26=全農)の長い一年が、ようやく終わった。アリーナ立川立飛で2試合が行われ、石川は神奈川の2番手で登場し、日本生命の早田ひな(19)に2―3で敗戦。チームも0―4で敗れたが、合計122試合を戦った19年を終え、安堵(あんど)の表情を浮かべた。男子の張本智和(16=木下グループ)を擁する東京は、彩たまに2―3で敗れた。

 フルゲームの末に早田に敗れても、石川の表情は明るかった。国内外で122試合目。今年戦った試合数を知らされると大きく息をつき、「やっと終わった。1年で2年か3年くらいあるんじゃないかというくらい長い一年で、でも、あっという間でもあった」と振り返った。

 2週前のワールドツアー・グランドファイナルまでもつれる激しい代表争いの末、東京切符を獲得した19年。「充実していたし、凄く成長できた」と言う26歳の視線はもう20年に向いている。「20年は楽しみたい。一試合一試合いいプレーができるように頑張りたい。どれだけ成長して五輪に行けるかだと思う」。休養日の大みそかが終わり年が明けると、石川はすぐに走り始める。

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2019年12月31日のニュース