東京 伝統の「土手モール」で快勝 台風19号で練習場水没の被害乗り越え

[ 2019年12月31日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー第3日・2回戦   東京57―12黒沢尻工 ( 2019年12月30日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<黒沢尻工・東京>後半、トライを決める野田(撮影・大森 寛明)
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 東京は10月の台風19号の被害を乗り越えた。後半最初のトライはモール。No・8牧野が押さえて29―0とダメを押した。

 豪雨で多摩川河川敷にあるグラウンドが水没。ポールは折れ、スクラムマシンは3キロ流され、約1カ月使えなかった。その間、堤防の坂で、低い方から高い方へ押す伝統の「土手モール」に重点的に取り組んだ。

 WTB熊田主将は「強みをつくる意味でもう一度モールを見直した」という取り組みが、重量FWの黒沢尻工戦で実った。

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2019年12月31日のニュース