青学大・原監督、箱根王座奪回へ「やっぱり指数90%」2区に1年生・岸本「自信持って」

第96回箱根駅伝　来年1月2日号砲

囲み取材で「やっぱり指数5パーセントアップしました」と語る原監督（撮影・久冨木　修）　
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　王座奪回を狙う青学大は、2区に1年生の岸本を配置し、山上りの5区には前回8区の飯田、山下りの6区には大学三大駅伝の経験がない谷野が入った。「やっぱり大作戦」を掲げる原監督は「“やっぱり指数”は90％に上がっていますね。復路ゴールでは500％でリベンジをします」と前回大会“ゴーゴー大作戦”の雪辱に自信を見せた。

　19日に岸本が左足小指付近を痛めるアクシデントが発生したが、大事には至らず「自信を持ってエントリーできました」と強調。経験者がいない5、6区に対しては「不安はありません」としつつも「トータルで戦力的な部分は落ちるので、そこを一人数秒ずつカバーしていけば挽回できる」と話した。

　補欠に回ったエース吉田圭は往路に投入予定。「東海大に勝つなら往路はリードして終えたい。全区間3位以内でたすきリレーすれば総合優勝は見えてくる」と見据えた。