東海大大阪仰星11トライ圧勝!WTB堤、スタメン抜てきに応えた2T

[ 2019年12月30日 17:30 ]

第99回全国高校ラグビー大会第3日 2回戦   東海大大阪仰星71―7関商工 ( 2019年12月30日    花園ラグビー場 )

<東海大大阪仰星・関商工>前半29分、右スミにトライする東海大大阪仰星・堤(左)(撮影・成瀬 徹)
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 2年ぶりに花園出場を果たした東海大大阪仰星(大阪第3)が11トライ(8ゴール)猛攻の71―7と関商工に圧勝した。

 前半7分、ゴール前5メートル付近のラックから右に展開。キックパスをWTB堤光司がインゴール右隅でタップしたボールをFB谷口宜顕が抑えた。先制トライをアシストした堤は前半29分、後半5分と2トライを挙げ、チームの初戦突破に貢献して見せた。

 堤は大阪府予選ではメンバーに入っていなかったが、今月21日から3日間の日程で行われたメンバー選考合宿で湯浅大智監督(38)に認められた。「ケガしたり苦しんだりしたこともあったが、諦めずにやり続けた。その姿勢はゲームの中で出せる」と選出した湯浅監督の期待に応える働きぶりだった。

 ひたむきなプレーを見せた堤は「選考合宿にはかけていましたが、チームで成長して優勝できるようにしたかった」とラグビーの精神「ワン フォー オール オール フォーワン(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」を体現して聖地・花園で輝きを放った。

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2019年12月30日のニュース