「八村は長期離脱にはならない」ウィザーズ指揮官が説明「良くなってはいるが…まだ痛みがある」

[ 2019年12月30日 15:37 ]

ウィザーズのブルックス・ヘッドコーチ(AP)
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 鼠径(そけい)部の負傷で6試合連続欠場中のNBAウィザーズの八村塁(21)の状態について、スコット・ブルックス・ヘッドコーチ(HC)が29日、米ワシントンDCでの練習後に取材に応じた。八村はこの日も練習に姿を見せず、同HCは少なくとも来年1月4日のナゲッツ戦まで欠場する見通しを示している。

 ブルックスHC「塁に関してのアップデート(新しい情報)はない」

 ――長引くのではないかという懸念は。

 「いや、ただ痛みがあるだけだ。彼は痛がっている。どういう状況かは分かっている。良くなってはいるが、まだコートに立つ準備はできていない。長期離脱するものではない。5、6、7、8、9、10試合を欠場すると大事に思えるかもしれないが、15年のキャリアの中では取るに足らないことだ。このチームのコーチとしては、彼に戻ってきてほしい。序盤戦ではできなかったことができるようになっていた。ゲームの速さに対応できるようになっていた。彼は戻ってくるが、まだ痛みがあり(明日も)欠場だ」

 ――練習施設にも姿を見せていないが。

 「いや、まだだ」

 ――一般的に、故障から実戦復帰までに何日くらいの練習が必要か。

 「若い方が早く戻れるもの。故障の程度による。塁は若くてコンディションが良いので、練習に参加できるようになれば(実戦復帰まで)1週間から10日、あるいは2週間くらいだろう。どのくらい離脱するかにもよる」

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2019年12月30日のニュース