羽生結弦 理想の「Origin」求めて 11月23日公式練習ドキュメント

[ 2019年11月23日 12:22 ]

<NHK杯第2日>笑顔を見せる羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ、NHK杯の男子ショートプログラム(SP)で首位発進した羽生結弦(ANA)が23日、札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで午後7時25分から始まるフリーに向け、午前の公式練習で汗を流した。羽生は12人中10番目、午後8時51分に登場する。

 【羽生結弦 2019年11月23日公式練習ドキュメント】

 ▽9:46 バスで会場入り。
 ▽9:49 前日に57歳の誕生日を迎えたブリアン・コーチと話しながら、ウオーミングアップエリアへ。
 ▽10:28 ウオーミングアップを出て会場に移動。集中モードで早歩きの羽生をブリアン・コーチが小走りで追う。
 ▽10:45 リンクサイドに姿を見せる。左足からリンクインし、両手で氷に触れる。
 ▽10:46 オーサー・コーチがプーさんのティッシュカバーをフェンスに置く。
 ▽10:48 3回転ルッツを跳ぶ。トーループの回転が抜ける。第1グループからリンク脇にいたウィルソン・コーチに気づき、一礼する。オーサー・コーチと話し、ドリンクを口に含む。
 ▽10:49 4回転トーループの着氷が乱れる。次のトーループでも回転が抜ける。
 ▽10:50 ジャパンの白ジャージーを脱いでオーサー・コーチに手渡す。
 ▽10:51 4回転トーループ―1回転オイラー―3回転フリップを成功。その後、ブリアン・コーチと話してうなずく。
 ▽10:52 トリプルアクセル―3回転トーループを跳ぶ。
 ▽10:53 再びトリプルアクセル―3回転トーループを跳ぶ。
 ▽10:54 リンク上に何かが落ちていることに気づき、リンク脇へ運ぶ。
 ▽10:55 サルコーの回転が抜ける。オーサー・コーチと話す。
 ▽10:56 4回転サルコーをクリーンに着氷。
 ▽10:57 ループの踏み切り動作を確認する。
 ▽10:58 ループを跳ぼうとするが、踏み切りで失敗して体が上昇せず。
 ▽10:59 ループの回転が抜ける。右手だけ手袋を外す。少し滑った後に再び装着。
 ▽11:00 リンク内を俯瞰して見る。4回転ループは3回転に。
 ▽11:02 4回転ループを決める。コーチ陣も安どの表情を浮かべる。
 ▽11:04 ジャンプの踏み切り動作を確認しながら、ゆっくりと滑る。
 ▽11:05 フリー「Origin」の曲かけ開始。冒頭のループは回転が抜ける。右手で胸をさするしぐさ。4回転サルコーは鮮やかに着氷。
 ▽11:06 天を見上げる。
 ▽11:07 3回転ルッツを決め、4回転トーループも成功。4―1―3回転の連続ジャンプはトーループの回転が抜け、つなげられず。珍しくトリプルアクセルのミスも出て、右のスケート靴を気にする。
 ▽11:08 トリプルアクセル―3回転トーループに成功。右のスケート靴についた氷を右手で払う。オーサー・コーチは前のめりで見つめている。
 ▽11:09 4回転トーループを転倒し、曲かけ練習は終了。両手の手袋を外し、ジャンプの踏み切り位置を確認。手で氷に触れる。
 ▽11:10 右手を胸に当てながらコーチ陣の元へ。ウィルソン・コーチは笑顔で見つめる。
 ▽11:11 オーサー・コーチに何かを伝える。笑顔も見せ、プーさんの左耳を触った後に再びリンクへ。
 ▽11:12 アクセルを試みる。コーチ陣は何かを話し合う。
 ▽11:13 トリプルアクセル―3回転トーループを着氷。
 ▽11:14 4回転トーループ―1回転オイラー―3回転フリップ―1回転オイラー―3回転サルコーの5連続ジャンプに成功。その後、ブリアン・コーチが真剣な表情で何かを伝える。
 ▽11:15 ループの回転が抜ける。
 ▽11:16 リンクを漂う。
 ▽11:17 これまでより、コースを少し右に取って4回転ループに成功。
 ▽11:19 ループの踏み切りを確認。「Origin」の冒頭からループまでの動きをチェック。
 ▽11:20 公式練習が終了。ウィルソン・コーチに一礼し、オーサー、ブリアン両コーチと抱擁。両手で氷を触り、左足からリンクを降りる。
 ▽11:21 会場の奥に姿を消した。プーさんのティッシュカバーを持っているのはオーサー・コーチ。
 ▽11:28 送迎バスに乗り込み、後部座席に座る。会場を後にした。

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