東京五輪排除も、ロシア再び暗雲 ドーピング問題

[ 2019年11月20日 05:30 ]

 世界反ドーピング機関(WADA)は18日、ロシアの国ぐるみの不正問題に絡み、モスクワの検査所から回収した保管データに「多数の矛盾が見つかった」として、12月9日の常任理事会でロシア反ドーピング機関(RUSADA)の処遇を審議すると発表した。

 WADAは権限を強化して規定を順守しない国の五輪・パラリンピック参加を排除できる基準を設けており、昨年9月に資格停止処分を解除されたRUSADAが再び処分を受ければ、東京大会出場に暗雲が漂う。

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2019年11月20日のニュース