白鵬 稽古再開14番に納得 「しっかり当たれた」

[ 2019年10月31日 05:30 ]

11.10初日 九州場所

稽古を再開した白鵬
Photo By 共同

 休場明けで4場所ぶりの優勝を狙う横綱・白鵬が福岡県篠栗町の宮城野部屋で稽古を再開し「稽古できる喜び。その気持ちが(疲れに)勝っている」と相好を崩した。幕内の石浦と14番取って13勝。力強い出足で一気に距離を詰める場面が目立ち「小兵で的が小さいけど後半はしっかり当たれた」と納得顔だった。

 先場所は右手小指骨折で2日目から休場したが「巡業でしっかりやってきたことが今日につながった」と状態に不安はなさそう。9月上旬に日本国籍を取得してから、本場所ではまだ1番しか取っておらず「体もそれなりにつくったと思うしね」と初日が待ち切れない様子だ。稽古の最後には炎鵬を指名し、威勢のよい声とともに胸を出した。

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2019年10月31日のニュース