南アフリカ 決勝でスタメン復帰のコルビ 不安説一蹴「ベストな状態」

[ 2019年10月31日 11:01 ]

決勝での先発復帰が決まり、会見する南アフリカのWTBコルビ(撮影・中出健太郎)
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 ラグビーの南アフリカ代表は31日、W杯決勝イングランド戦(11月2日、日産ス)の登録メンバー23人を発表し、浦安市内のホテルで会見した。足首痛で準決勝ウェールズ戦(27日)を欠場したWTBチェスリン・コルビをスタメン復帰させたラッシー・エラスムス監督は「最後の試合に間に合ってよかった。土曜日(決勝)は活躍してくれると思っている」と期待を寄せた。

 30日の練習ではハイボール処理のためジャンプしては着地する動きを繰り返したコルビは「もうケガは治っている。チームと一緒に練習してきたし、ベストな状態に戻っている」と明言。足首を不安視する声には「準決勝、決勝と足首は強くなっている。100%の自信がなければピッチには立たない」と言い切った。所属するフランス・トップ14のトゥールーズでは6月に行われた昨季決勝にFBとして先発し、優勝に貢献。「経験は生かせると思うが、目の前の試合に全力を尽くすだけ」と話した。

 一方、エラスムス監督は大会後に代表監督を退任する意向を示した。家族と過ごす時間を増やしたいと説明し、「次が監督としては最後のテストマッチになると思う。あと3日で役目を終えるのは悲しいが、これからもスプリングボクスをサポートしていきたい。土曜日(決勝)がどんな結果になろうと、ポジティブに思っていきたい」と明かした。

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