4年後への旅路が今始まった――姫野よ、流よ 23年W杯仏大会で“もっと大きく咲き誇れ”

[ 2019年10月21日 07:45 ]

ラグビーW杯準々決勝   日本3―26南アフリカ ( 2019年10月20日    味スタ )

<日本・南アフリカ>4強ならず…試合後に円陣を組む日本代表(撮影・篠原岳夫)
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 戦いの終わりは、新たな4年間の旅路の始まりを意味する。スタメンとしてピッチに立ったNo・8姫野、プロップの具智元は25歳。SH流は27歳だ。南アフリカの分厚い壁にはじき返された若手たちは、この悔しさを次回の23年W杯フランス大会へとつなげる。

 意地は見せた。姫野、具はFW戦で真っ向勝負を挑んだ。「自分の強みは発揮できた」と姫野。流はボールを散らし、相手の守備ラインをかく乱。だが、地力で勝る相手の背中がどんどん遠くなった。「素晴らしいチームの素晴らしい戦術に負けた。過去感じたことがないくらい、一番の強さだった」と流。1次リーグを全勝で突破しても、次なるラウンドに強敵が立ちはだかる。それがW杯だった。

 リーダー陣で最年少の流は時には声を荒らげ、チームのために身を粉にしてきた。どれほどの時間をミーティングに費やしたか分からない。リーチの背中を見て育った姫野は次期主将候補でもある。8強のさらに先へ到達するには、何が必要かを体感した。「4年かけて準々決勝、準決勝に勝つ準備を始めないと勝てない」と流。姫野は「自分のことで精いっぱいだった」と反省を口にした。
 南アフリカに敗れ、日本は円陣を組んだ。試合前の国歌で感極まった流は、最後に悔し涙を流した。姫野も具も、その目は真っ赤に腫れていた。流は「フランス大会でもう1個、上のレベルに行くために学んだことを生かしたい」と誓い、姫野も「これで終わりじゃない。新たな始まり。8強以上の成績を」と決意を新たにした。この悔しさが、歴史をさらに進める糧になる。

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