「笑わない男」稲垣 危険なタックル相手とのハグショット「気にしなくていい、ありがとう」にネット感動

[ 2019年10月21日 11:02 ]

南アフリカのムタワリラ(右)と肩を組む稲垣啓太(稲垣啓太公式ツイッターより)

 「笑わない男」の異名をとるラグビー日本代表のプロップ稲垣啓太(29)が20日、南アフリカと激突した準々決勝後、自身をツイッターを更新。タックルを受けた選手との2ショットとともに「気にしなくていい、ありがとう」とつづり、反響を呼んでいる。

 「日本代表のW杯は終わった。応援して頂いた多くの方に感謝を伝えたい」と感謝をつづった稲垣。「南アフリカの1番ムタワリラ選手。彼をずっと尊敬していたし、それは試合が終わった今でもそう」と前半10分、稲垣への危険なタックルでイエローカードをもらったムタワリラとの肩を組んだ2ショットとハグする写真を掲載した。

 「俺に対して危険なタックルがあったかもしれない。でも故意でないのは分かっている。気にしなくていい、ありがとう。優勝してくれよな」とメッセージを送った。

 このツイートに「私がずっとラグビーを好きな理由がここにあります。『気にしなくていい、ありがとう』素敵です」「これこそノーサイド!ラガーマンの素晴らしさ!これからも応援するよ!」「ムタワリラ選手とのハグも感動しました。ノーサイドの精神 素敵です。ラグビー最高」「あかん、朝から泣けた。ありがとう、ニッポン」「全ての試合、かっこ良かったです!久し振りに熱くなれました。そしてこのコメントにまた泣けました」などと大きな反響が寄せられている。

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