ラグビー日本代表が会見、選手が選ぶW杯のベストプレーは…

[ 2019年10月21日 11:47 ]

<ラグビー日本代表・総括会見>会見するリーチ(左はジョセフHC)(撮影・吉田剛)
Photo By スポニチ

 ラグビーのW杯で史上初めて8強に進出した日本代表が、南アフリカとの準々決勝から一夜明けた21日、都内で会見に出席した。

 「ONE TEAM」のスローガンを掲げ、日本に熱狂を呼び世界に衝撃を与えた。選手が選ぶ代表のベストプレーには、さまざま思いが込められていた。

 SO田村優は「この期間、毎日がベストだった。全部最高」とプレーに限らず、大会を通じた感想を口に。プロップの稲垣啓太は「アイルランド戦の前半35分、相手ボールのスクラムをターンオーバーしたシーン。FWの喜び、バックスが駆け寄ってくれた時の一体感は忘れられない」と話した。

 これに呼応したのがSHの流大だ。同様にアイルランド戦のスクラムを挙げ、「スクラムで押した時の具(智元)君の雄叫び。胸に来るものがあった。代表のために戦ってくれたのをすごく感じた」と話した。

 CTBのラファエレティモシーは「ロシア戦の中村のオフロードパス」とし、フランカーのピーター・ラブスカフニは「スコットランド戦で稲垣がトライしたシーン。フェイズを重ねてチーム力を見せることができた」とベストプレーをチョイスする。

 CTB中村亮土は「徳永のウオーターボーイと伝達はベストプレー。どのプレーとかじゃなくて、準備やサポートが土台として大きい。メンバーのサポートは助かった」と出場機会に恵まれなかったチームメートに感謝していた。

続きを表示

2019年10月21日のニュース