南ア 日本戦メンバーを発表、快足コルビも先発復帰 指揮官「フレンドリーな試合にはならない」

[ 2019年10月18日 05:30 ]

ラグビーW杯2019 準々決勝   日本―南アフリカ ( 2019年10月20日    味スタ )

バックドロップ? いえいえ、南アフリカのフェルミューレン(右)はコッホのストレッチをサポート(撮影・中出健太郎)
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 南アフリカが準々決勝の登録メンバーを発表し、49―3と快勝したイタリア戦(4日)と同じ主力23人を日本にぶつけてきた。エラスムス監督は「ベストだったイタリア戦からの継続性を重視した」と説明。日本より1日早い試合3日前の発表について「チーム内では日曜日(13日)の夜に伝えていた。早く発表すれば選手も受け入れやすい」と1週間前には決めたことを明かし、「何も隠すものはない。我々のメンバーを見て、相手が選手を代えるかは気にしていない」と言い切った。

 9月6日の日本との親善試合とは先発が12人、リザーブも含めると21人が同じ。2トライのイタリア戦で足首を痛めた快足WTBコルビも先発復帰した。9月と違うのはリザーブで、FWが6人と通常より1枚多い。フッカーのマークス、ロックのスナイマンら大型選手が控えており、エラスムス監督は「日本相手だと消耗するのでFWを2チーム分用意した。スペースを与えないようにしたい」と狙いを口にした。

 マークスは「最初の20分は重要だが、最後の20分も大事だ」と途中出場して暴れる意欲十分。指揮官は「日本の戦いぶりは素晴らしい」と称賛した上で、「日曜日はいい試合が期待できる。フレンドリーな試合にはならないだろうね」と予告した。(中出 健太郎)

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