中学男子は工藤 中学女子は倉林 ともに初の栄冠 来年3月の全国大会へ

[ 2019年10月18日 05:30 ]

スポニチ主催令和元年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会 第1日 ( 2019年10月17日    福島県 棚倉田舎C(高校・中学男子=7027ヤード、パー71、高校・中学女子=6168ヤード、パー72) )

東北中学ゴルフ選手権で優勝した工藤(左)と倉林
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 中学男子は工藤颯太(山形・神町2年)が3オーバーの74、女子は倉林紅(宮城・東向陽台2年)が1オーバーの73で優勝した。男子上位5人、女子上位4人までが、来年3月に滋賀ゴルフ倶楽部で行われる全国大会の出場権を獲得した。2日間で争われる高校の部では、男子が宝泉研輝(福島・学法石川2年)が2アンダーの69、女子が鶴瀬華月(宮城・東北2年)が5アンダーの67で、それぞれ首位に立った。

 中学男子は昨年5位の工藤が初優勝を果たした。4、5番で続けてボギーを叩くと6番も木に当てるなどしてダブルボギー。それでも「アプローチでカバーするゴルフを意識した」と修正し、74でまとめた。来春の全国舞台に向け「もっとアイアンの精度を上げて、バーディーを量産したい」と気合を入れた。

 中学女子は倉林が2位に5打差をつけて初の頂点に立った。1番からいきなりボギーを叩いたが、後半は10番、11番でバーディーを取って巻き返した。今大会まで不調が続いていたが「勝ちにこだわりすぎていた。目の前の一打に集中しよう」と意識改革したことで復調。「優勝できてホッとした。全国では3位以内に入れるように頑張りたい」と語った。

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