川合トップ通過、優勝候補・松田はまさかの敗退 女子1回戦

[ 2019年10月18日 05:30 ]

サーフィン ホワイトバッファロー日向プロ第2日 ( 2019年10月17日    宮崎・お倉ケ浜海岸 )

華麗なライディングを見せる川合(撮影・北條 貴史)
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 女子QS(予選シリーズ)3000の1回戦と、男子QS1000の3回戦までが行われた。女子は昨年のワールドゲームズ(WG、世界選手権に相当)日本代表の川合美乃里(18)が16組を1位で通過した。WGでアジア最上位に入り東京五輪の条件付き出場権を獲得した松田詩野(17)は9組3位で敗退した。男子は松田とともに五輪の切符を手にした村上舜(22)が2組を1位で通過した。

 前半は波選びに苦戦し、一時は4位まで沈んだ川合は「波が難しいからいっぱいトライしたけど全然乗れなくて、何に乗ればいいのか分からなくなった」と反省。しかしポイントを変更し、制限時間残り1分の土壇場でダイナミックなターンを3発決め7点台を叩き出し、逆転でトップ通過。今季は「選手をやってきた中で一番調子が悪い」と不振が続くが「スポンサードしてもらっているし、絶対に優勝したい」と熱く燃えている。

 優勝候補の松田が、まさかの敗退だ。風が強い悪コンディションでの戦いで、技にはいつもの切れがなく、わずか3本のライディングで競技を終えた。波の形が不安定な状況で、25分間で3本しか波に乗れなかった。位置取りに迷って、積極的に仕掛けられず、「波は結構来ていたが、もっと海の中で波を考えて本数を乗れればよかった」と振り返った。

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