五十嵐カノア 東京五輪出場の暫定切符獲得 世界サーフリーグが発表 

[ 2019年10月18日 05:30 ]

暫定五輪切符を手に入れた五十嵐カノア
Photo By 共同

 サーフィンのプロ最高峰、チャンピオンシップツアー(CT)を運営する世界サーフリーグ(WSL)は17日、男子で22歳の五十嵐カノア(木下グループ)が東京五輪の出場権を暫定的に獲得したと発表した。

 今年のCT年間ランキングで要件を満たすことが確定したため。五輪の国枠は男女とも最大2。出場権獲得のためCTの年間順位は優先度が最も高く、男子は上位のうち各国3番手以下を除く10人が要件を満たす。五十嵐は今年のCTで全11戦中9戦を終えて6位。来年のワールドゲームズに出場するなど条件があるため、現時点では暫定的な出場権獲得となる。

 ◆五十嵐 カノア(いがらし・かのあ)1997年(平9)10月1日生まれ、米カリフォルニア州出身の22歳。3歳からサーフィンを始め、11年にプロ転向。16年から日本人初のチャンピオンシップツアー(CT)に参戦。今年5月にバリで行われたCT第3戦で日本人初優勝を飾った。名前の由来はハワイ語で「自由」。英語や日本語以外にポルトガル語など5カ国語を操る。1メートル80、78キロ。

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