BMXレーシングテスト大会 日英ハーフ美女・榊原爽が女子優勝「日本で試合ができることに感謝」

[ 2019年10月11日 19:15 ]

表彰式を終えた榊原
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 自転車BMXレーシングの東京五輪テスト大会が11日に東京都の有明アーバンスポーツパークで行われ、女子は日本人の母と英国人の父を持つオーストラリア代表の榊原爽(さや・20)が優勝した。

 決勝ではスタートが少し遅れ後方についたが、ラストスパートでトップを走っていた世界ランク2位のアリーズ・ウィロビー(米国)を抜き去り、47秒599で勝利。「日本で試合ができることに感謝している。本当に嬉しい」と笑顔を見せた。

 18年W杯で初優勝し、現在世界ランク9位。オーストラリアのゴールドコーストで生まれ、2歳から7歳までは東京都府中市で育った。兄の魁(かい・23)もオーストラリア代表のBMXレーシング選手で、ともに東京五輪を目指す。「あと9カ月くらい練習して、またここに戻ってきてゴールドメダルをとりたい」。日本代表にとって脅威となる存在が現れた。

 日本男子はリオ五輪代表の長迫吉拓(26=モトクロスインターナショナル)、女子は年齢別世界選手権で3度の優勝を果たした畠山紗英(20=日体大)がともに準決勝敗退が最高となった。

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