付け人に暴力行為の貴ノ富士が現役引退「協会とのやりとりに疲れ果てました」

[ 2019年10月11日 16:20 ]

貴ノ富士
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 日本相撲協会は11日、付け人力士に暴力行為などを起こした大相撲の十両貴ノ富士(22=千賀ノ浦部屋)の現役引退を発表した。同日に提出された引退届を受理。自主引退を促した同協会に対して現役続行を希望していたが、何らかの意向を回答する期限とされた11日に決断した。

 相撲協会によると、貴ノ富士は8月31日に付け人の序二段力士を殴打。日常から差別的発言も繰り返しており、9月26日の理事会で事実上の引退勧告を受けていた。

 貴ノ富士は問題発覚後に相撲協会のガバナンス向上への適切な措置を求め、スポーツ庁に上申書を提出していた。この日は代理人弁護士を通じ「協会は効果的な再発防止策を検討せず、将来に失望しました。相撲を続けたいという気持ちに変わりはありませんが、協会とのやりとりに疲れ果てました」などとコメント。不祥事が続く協会へ意見書も提出した。

 貴ノ富士は「貴公俊」のしこ名で新十両だった昨年3月の春場所中(当時は貴乃花部屋所属)に付け人を殴打し、1場所出場停止処分を受けた。西十両5枚目だった9月の秋場所は謹慎のため全休。また師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は11日に相撲協会へ再発防止策を提出した。

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