ペイトリオッツが開幕6連勝 ホームでは19連勝 ブレイディーはランで2TD

[ 2019年10月11日 12:40 ]

チームをけん引したペイトリオッツのQBブレイディ―(AP)
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 NFLは10日、マサチューセッツ州フォックスボロで第6週の1試合を行い、地元のペイトリオッツが35-14(前半21―14)でジャイアンツを下して4季ぶりの開幕6連勝。334ヤードを稼いだQBトム・ブレイディー(42)にパスによるTDはなかったが、第2Qと第4Qに「QBスニーク」からTDをマークしてチームを引っ張った。

 ブレイディーが1試合でランによるTDを2回記録したのは2011年12月のドルフィンズ戦以来、8季ぶり。地元ジレット・スタジアムでは2017年10月にパンサーズに30―33で敗れて以来、ポストシーズンを含めて通算19連勝を飾った。

 ブレイディ―の通算パス獲得は7万2257ヤードとなり、ペイトン・マニング(元コルツほか)を317ヤード上回って歴代2位に浮上。1位のドリュー・ブリーズ(40=セインツ)との差は2588ヤードとなった。

 ジャイアンツは2勝4敗。先発4試合目となった新人QBダニエル・ジョーンズ(22)は第2Qの8分55秒、WRゴールデン・テイト(31)に64ヤードのTDパスを通したが、インターセプトを3回喫してパス獲得は自己最少の161ヤードに終わった。

 ペイトリオッツは今季6戦目で初めてTDパスを許したが守備陣はターンオーバーを4回誘発させるなど奮闘。第1Qの先制TDは相手のパントミスにつけこんでスペシャル・チームに入っていた新人LBのチェース・ウィノビッチ(24)が奪ったもので、第4Qの6分28秒には、ファンブル・リカバーからLBカイル・バンノイ(28)が22ヤードを走破して勝ち越しのTDをマークした。2年目以下の先発QBを擁するチームに対してもリーグ最長の19連勝。今季のペイトリオッツは守備力の高さが際立っている。

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