時松“嵐のV”再現へ2差3位発進 台風で36ホールに短縮された2年前優勝

[ 2019年10月11日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ブリヂストン・オープン 第1日 ( 2019年10月10日    千葉県 袖ヶ浦CC袖ヶ浦C=7199ヤード、パー71 )

10番、ティーショットを放つ時松(撮影・村上 大輔)
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 36ホールに短縮された一昨年の今大会で優勝した時松隆光(26=筑紫ケ丘GC)が、自身初の1ラウンド2イーグルを奪い5アンダーの66。首位の今平周吾(27=フリー)に2打差、3位の好スタートを切った。同じ3位に大阪学院大のアマチュア、砂川公佑(21)がつけ、賞金ランクトップの石川遼(28=CASIO)は、5打差23位発進となった。

 台風の影響による短期決戦を考え「初日から爆発しないと」と宣言していた時松は、1アンダーで迎えたこの日9ホール目の18番パー5。残り30ヤード地点からPWでの第3打がピンを直撃し、カップイン。「強いと思ったけどピンに当たって良かった」と笑顔で今季初のイーグルを振り返った。さらに最終9番のパー5でも2オン1パットのイーグル。「記憶にないですね」というプロ8年目で初の1ラウンド2イーグルで、同組の石川のお株を奪う猛チャージを披露した。

 2週後の米ツアー、ZOZOチャンピオンシップの存在が大きな刺激となっている。今大会3位まで、あるいは賞金ランク7位までが出場資格を得るが、時松は現在同ランク17位。「自分はランクより大会3位までの方が可能性はあると思う」と意欲を燃やす。一昨年の今大会では台風により36ホールに短縮された中で優勝した。今年も週末の悪天候が予想されるが、「明日いかに伸ばせるかが鍵」と2日目に全力投球だ。

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2019年10月11日のニュース