白鵬 日本国籍後初優勝へ気合 親方見据え若手力士も指導「今の稽古が3年後につながる」

[ 2019年9月5日 05:30 ]

8日初日 大相撲秋場所

日本国籍取得について語る白鵬
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 大相撲秋場所(8日初日)で3場所ぶり43度目の優勝を狙う横綱・白鵬(34=宮城野部屋)は4日、東京都墨田区の宮城野部屋で四股やすり足でじっくりと汗を流した。3日に日本国籍を取得し、現役引退後に親方になることを視野に入れる第一人者は「今の稽古が3年後につながる。積み重ねだ」と、若手力士の指導にも力が入っていた。

 紗代子夫人との間にもうけた4人の子供たちからは、日本のパスポートを入れるためのケースをプレゼントされた。3日夜に食事をした都内の料亭では赤飯が提供されたという。その店で居合わせた安倍晋三首相からは祝意を受け「(国籍取得の)その日に会うなんて凄いよね。偶然じゃなくて必然かな」と最後まで笑顔が絶えなかった。

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2019年9月5日のニュース