“フルセットの大坂”連覇へ初戦突破、今年17試合中14勝

[ 2019年8月29日 05:30 ]

テニス全米オープン第2日 ( 2019年8月27日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

フルセットの末にブリンコワ(右)を退けた大坂なおみ(撮影・小海途 良幹)
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 女子シングルス1回戦で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)は世界ランク84位のアンナ・ブリンコワ(20=ロシア)を6―4、6―7、6―2のフルセットの末に退け、4年連続の初戦突破を果たした。ディフェンディングチャンピオンの重圧をはねのけ、2時間28分の激闘を制した。2回戦は世界53位のマグダ・リネッテ(27=ポーランド)と対戦する。

 4大大会で初めて、前回王者として臨む全米オープン。「人生でこんなに緊張したことはない」という中で、大坂の頭の中には2年前の初戦があった。前年覇者のケルバー(ドイツ)を下した際に「彼女がどれほどの重圧を感じているか、見ていてよく分かったの」。逆の立場となり「私はみんなに落ち着いて自信があるように見せたかった」と、ほほ笑んだ。

 第1セットは逆転で先取。第2セットこそタイブレークで落としたが、最終セットは冷静に相手を揺さぶって勝負を決めた。今年に入ってフルセットにもつれた試合は17戦で14勝とし「ちょっと得意ね。3セット目はだんだん落ち着いてくるからナーバスにならない」と余裕を見せた。

 指導する吉川真司コーチは「局面を受け入れて、勝つために必要な選択をするようになった」と変化を指摘する。グランドスラム日本人初制覇からの1年間を振り返った大坂は「本ならまだ完結していない。エンディングはどうなるか分からないわ」とおどけた。新たな成長を見せる21歳のストーリーは、まだ続く。本大会はWOWOWで放送。

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